#273 良い組織とは ①大きさ

一般に良い組織と言われるのは、大きな組織、固い組織、強い組織の3種類がある。

 

つまり

 

組織の良否を測るのは、

 

「大きさ」「固さ」「強さ」

 

という3つの尺度があるわけである。

 

今回は1つ目の「大きさ」について話す。

 

 

①大きさ フロートストック

 

大きな組織とは、組織を形成するヒト、モノやカネ、情報の3つが多いこと。

 

多いというのは、数が多いのか、質が濃いのか、フローが多いのか、ストックが多いのかがある。

 

例)

 

・現在ただいまの構成員の数が多い

 

・固定資産や預金が多い

 

・情報量が多い

 

・常に大勢の人々が関与している

 

・多くのカネが動いている

 

・多くの情報が入ったり、出て行ったりする

 

・蓄積はしていなくても流動が多い

 

つまり、組織の大きさという場合にも

 

ヒトの数か、モノやカネの量か、情報の多様性かの三面があり、そのそれぞれについて蓄積か流動かの2つの見方がある。

 

企業組織で単純化して言うと

 

蓄積は、従業員数(ヒト)、純資産または使用総資産(モノ、カネ)、伝統(知名度や信用)や市場(顧客、市場)である。

 

流動は、年間取引相手数(ヒト)、売上高や利益額(モノ、カネ)、収集提供情報量(情報)ということになる。

 

組織は常に大きさを求める。拡大こそは組織の本能的欲求をいえる。

 

しかし

 

それは時には組織の没落と崩壊にも繋がるから難しい。

 

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