#154 人間の資質 個別化
人間には一人一人強みというものを持っている。
しかし、人間というのは弱みばかりに目を向けてばかりである。
良いところよりも悪いところの方が発見しやすい。
もし人の良いところを見つける事ができれば、人間関係がもっと良くなるのではないか?
そこで紹介したいのが「ストレングスリーダーシップ」という資質についてである。
人間には34の資質があり、その資質が強みと弱みを形成している。
まずはその資質を1個ずつ紹介していく。
○個別化
ひとりひとりが持つユニークな個性に興味を惹かれる。
ひとりひとりの特徴や個性を覆い隠したくないので、人を一般化したり類似化したりすることに我慢できない。むしろ、個人個人の違いに注目する。
本能的にそれぞれの人の性格や動機、考え方、関係の築き方を観察している。
〜行動アイデア〜
・「個別化」の資質を発揮でき、かつ感謝される職を選ぶ 例)カウンセリング、アドバイザー、教職、セールスなど
・自分自身の強みとスタイルを描写できる達人になる
・真の多様性は、人種や性別、国籍に関係なく、それぞれの人の間の微妙な違いにあることを皆に気づかせる
・ひとりひとりに合わせて異なる方法で対応することが、適切で効果的であることを説明する
・チームの各メンバーが最も得意とすることを見極める
・必要なものが人によって違うことを、同僚や友人に気づかせる
・人が類似性を探していたら独自性を重視する
〜この資質を持っている人との働き方〜
・自分の示した見解がわかりにくいときは、この人の洞察力を頼る
・人とは違う才能や大勢の中から傑出する方法を知りたければ、この人の考えを聞いてみる
・同僚との間で問題が起きたら、この人と話し合ってみる
さあ、才能(じぶん)に目覚めよう 新版 ストレングス・ファインダー2.0
- 作者: トム・ラス,古屋博子
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