#051 会社を設立するには
法人を設立するということは、法的な人を一人この世に誕生させること。
手続きは、簡単で、法人の名前や住所、目的などを日本国に届け出るだけ。
法人の基本的な約束事を定款という。国家でいうと憲法のようなものである。
定款を法務局に届け出る事を登記という。
定款が公的に登録される事で人格が想像され、事業活動において法的な人として振舞うことが認められる。
法人の商業登記は、公開情報として誰でも閲覧できる。商業取引において、登記簿を閲覧することで、相手の会社の設立年度や資本金、株主構成などを知ることができる。
金融機関に法人口座を開設したり、融資を受けたりする際は、必ず登記簿謄本の提出が求められる。
会社の憲法である定款には、絶対的記載事項、相対的記載事項、任意的記載事項がある。
絶対記載事項は定款に記載しなければならない情報である。
残りの2つは定款に記載することで法的効力を持つ項目。
マイクロ法人なら定款の作成は簡単。
インターネットで「定款雛形」と検索する。するとテンプレートが見つかるので、それをコピーし、必要箇所を書き換えるだけ。