#016 新しい日本で必要な2つの能力
新しい日本で必要な能力とは?
これまでの常識を捨てて、新しい時代を生きるための2つの能力
①ポートフォリオマネジメント
②金融的投資力
①ポートフォリオマネジメント(百姓のような働き方)
これからほぼ全ての日本人は百姓になる。
百姓とは、100の生業を持つ人という意味だが、一つの職業訓練を受けて永遠にその職業についていれば大丈夫という考え方はなくなる。
これからの時代は、職業のポートフォリオを組みながら暮らしていくことになる。
複数の職業を持った上で、どの職業をコストセンター(コストがかさむ部門)とするか、どの職業をプロフィットセンター(利益を多く生む部門)とするかはマネジメントしないといけない。
今の教育スタイルは、ポートフォリオマネジメントの考え方がないのでどうしても専門家を育てようとしてしまう。
②金融的投資能力
金融的投資能力とは、「何に張るべきか」を予測する能力のことである。
日本人は、時代を読むのが苦手である。
それは専門性に分かれたから。
これからは、横に展開していくことが重要になってくる。
一つの専門性でトップレベルに上り詰めたら、他のトップ人材にも会えるようになる。
横との交流は、トップの人に会えないと意味がない。
そのためにまずやるべきことは、1個の専門性を掘ること。ニッチな分野でも構わない。
現在は、士農工商の考え方が時代の最先端になってきている。
なぜなら
AIが普及するとホワイトカラーの効率化がどんどん進むから。
オフィスでエクセルを打っていた人たちは、機械に置き換わっていく。
これは、モノを売る力、モノを作る力がなく、時間という労働力を商品として働いている人たちのことである。
何か具体的なモノ(商品)を作り出せる人や、百姓のようにいろんなことができる人は、食いっぱぐれない。
これこそ、職の真の安定である。そして自由な選択が持てる。
いつの時代も、社会の中で重要性を決めるのは、市場の希少価値である。
レアな人たちほど価値が高い。
それに対し
現代のホワイトカラーの仕事ができる人や機能は他にもたくさんいる。
ではレアな人になるには
それは、百姓のように生業をたくさん持つことである!!