#267 人間は派閥が2つあればどちらかに加担する性質を持っている

人間は本来、派閥が2つあればそのどちらかに加担する性質を持っている。

 

他国にある2つの勢力を同時に味方することはできないもの。

 

したがって

 

統治される国民の一部は必ず不満を持つことになるが、こんな時に第三国に攻められたらひとたまりもない。

 

分裂統治策では、一方の派閥を完勝させてはならないものであり、この策をとる国はある時は甲派を支援して、ある時は乙派を支援することになる。

 

これは交互に両派を敵とすることである。

 

しかし

 

人間は助けられたことより、いじめられたときの印象の方が深刻であるため、結局味方がいなくなり、支配力を失ってしまう。

 

現代の労働争議でも、外部勢力が主導権を握ると泥沼状態に陥り破滅する。

 

外部勢力は、会社が倒産しても困らないからである!