#103 メモによって鍛えられるスキル
メモによって鍛えられるスキル
①アイデアを生み出せるようになる=知的生産性の向上
②情報を素通りしなくなる=情報獲得の伝導率向上
頭で思っている以上に、人は怖いくらいに情報を素通りしている。
例えば、5分の間に自分が大切な情報を相手に3つ話したとき、実際はそのうち1つしかキャッチしていないのである。
きちんとメモを取る習慣を身につけると、自分にとって有用な情報をキャッチするための「アンテナの本数」が増える。
③相手のより深い話を聞き出せる=傾聴能力の向上
感情には返報性があるため、メモを取ることによってこちらから特別な敬意を示せば、相手も自分に対して特別な敬意を抱いてくれるようになる。
④話の骨組みがわかるようになる=構造化能力の向上
メモを取ることで、その場で展開されている議論を綺麗に構造化できるようになる。
構造化能力とは、議論の全体像を常に俯瞰で見られて、今どの話題を、どんな目的で、どこまで話しているのか、を把握する力である。
⑤曖昧な感覚や概念を言葉にすることができる=言語化能力の向上
メモをする=言葉にすること。
メモを癖にしてしまえば、言葉にすることから逃げられなくなる。