#188 内省タイプのリーダーシップ

〜内省タイプのリーダーシップ〜

 

・「内省」の資質に優れた人は、頭脳活動を好む。

 

この人は内省的で、知的な討論を愉しむタイプである。

 

 

(信頼を築くリーダーシップ)

 

他の人たちの考えを詳しく分析し、正直な意見を丁寧に本人に伝えると、彼らを落とし穴や過ちから守ることができる。

 

・成功を助けようとする積極性は皆から感謝され、頼りにされるようになる。

 

 

・際立った知的能力は周りから尊敬されるが、行動を伴わない思考は必ずしも役に立つわけではないことを念頭に置きつつ、自分の価値を示す。

 

 

(思いやりを示すリーダーシップ)

 

知的で冷静な議論を交わすことによって物事の意味を理解し、人間関係を確立する。同じように活発な議論を愉しむ人たちに挑発的な質問を向けてみる。

 

・自分と一緒に考えて欲しいと望む人もいれば、自分のために考えて欲しいと思う人もいる。人とは全く異なる角度から物事をみることによって、多くの人たちと人間関係を確立することができる。

 

 

(安定をもたらすリーダーシップ)

 

周りの人には折に触れ、自分の思考回路について考えて理解する時間を与える。それが理解できなければ意見を言えない人もいるかもしれないから。

 

 

(希望を生み出すリーダーシップ)

 

・人は、アイデアや試みを慎重に珍味することに意見を求めてくる。そんな時には、実力をフルに発揮するために、結論を出すまでじっくり考える時間を取ることを忘れないようにする。

 

 

(内省タイプの人を率いるには)

 

・この人にまとまった時間を作り、考えることだけ集中できるように勧める。ただ、考えているだけでは何も生み出せない人もいるが、この人は違う。静かにじっくり考えることにより、思考力がより鋭くなり、本人の自信も増すようになる。

 

・この人の強みについては細かい点まで話し合い、客観的な目を持たせるようにする。この人は、内省や自己発見に愉しみを覚える人。

 

・考えていることを同じ部署内の人たちに伝える機会を与える。そうすることで、この人の思考はより綿密に、より明確なものになる。

 

・「活発性」に優れた人と組ませると、その人がこの人の考えやアイデアを行動に移す後押しをしてくれる。

 

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