#199 競争性タイプのリーダーシップ

〜競争性タイプのリーダーシップ〜

 

・「競争性」の資質に優れている人は、競争相手の成果を基準に、自分の進歩を評価する。

 

この人は一番になる事を目指し、競争に無類の喜びを感じる。

 

 

(信頼を築くリーダーシップ)

 

勝つことは自分を打ち破ることである。その究極の勝利を目指すときには、誠実さを失わないようにする。

 

築いた信頼を守る。競争心のせいでこの人への周りの経緯が損なわれないように、ときには「試合を途中でやめる」ことも必要かもしれない。

 

 

(思いやりを示すリーダーシップ)

 

競争者たちはほぼ瞬時に互いを見分ける。同じように勝ちたがっている人を見つけたときには、競い合うようにしろ、最強のチームを作って共に戦うにしろ、そうすることで共通の目標で結ばれた絆を作ることができる。

 

 

・全力で挑んでも、後味が悪い結果を迎える競争もある。競争の愉しい面を引き出すようにする。壁よりも感情的な結びつきを作るよう努める。

 

 

(安定をもたらすリーダーシップ)

 

負け戦をしているときには、最終的な目標を忘れないようにする。どんなに長い道のりでも頑張る事を忘れず、周囲にもそれを伝える。これは失敗ではなく、継続的な努力の一環だと告げて安心させる。

 

 

(希望を生み出すリーダーシップ)

 

 

 

 

 

(このタイプの人を率いるには)

 

・競い合う場を設ける。組織には適当なライバルが見つからず、他の部署から相手を連れてこなければならない場合にも、とにかく他者と競い合わせる。この人は技術レベルにほとんど差のない人との競争を好む。自分よりレベルの低い人との競争はあまりやる気が起きない。

 

 

ストレングス・リーダーシップ―さあ、リーダーの才能に目覚めよう

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