#200 規律性タイプのリーダーシップ

〜規律性タイプのリーダーシップ〜

 

・「規律性」の資質に優れている人は、日々の日課を決め、身の回りを秩序立てる事を心がける。

 

この人にとって世界とは、自分の作り出す秩序そのものである。

 

 

(信頼を築くリーダーシップ)

 

・やるべきことは必ずやり遂げる。人はそんなこの人の妥協しない姿勢を尊重する。その姿勢を保つ。

 

細かなところまできちんと実行するこの人は頼りになる存在。皆の期待に毎回応えれば、その規律性から信頼が生まれる。

 

 

(思いやりを示すリーダーシップ)

 

・秩序を重んじるこの人は、規律性を必要とする人たちの素晴らしいパートナーとなる。自分にない他人のポジティブな特徴を見つけて、誉める。互いの真価を認め合うことで人間関係を築く。

 

人が見落としてしまう細かな点に気を配り、対処してあげる事で、思いやりを示すことができる。

 

 

(安定をもたらすリーダーシップ)

 

・この人なら決めたことは確実にやり遂げてくれる、と周りは期待し、この人は実際にその期待に応える。この人は必要な事を必要なときにする人である。

 

状況をコントロールしている事を皆に知らせて、秩序から生まれる安心と落ち着きを共有する。

 

 

(希望を生み出すリーダーシップ)

 

・パフォーマンス目標があると、俄然張り切る。

 

・「規律性」の才能が際立っていない人に、この人のやり方や秩序立てを強要しても効果はない。秩序を重んじていない人たちを変えようとするよりも、彼らが得意なものを探すといい。その分野で彼らをサポートし、励ます。

 

 

 

(このタイプの人を率いるには)

 

・決められた一定の期間に複数の仕事をしなければならない時、仕事の優先順位を考える。

 

・仕事を効率よくこなしていく上で、「規律性」は心強い味方となる。

 

 

ストレングス・リーダーシップ―さあ、リーダーの才能に目覚めよう

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