2019-10-02から1日間の記事一覧
健全な組織は生き続ける。 伝統があり、資産も多く、規模も大きい立派な組織は、簡易に消滅するものではない。 なぜなら、組織体質が健全であり、組織気質が正常であれば、内部の自浄作用と修復機能が必ず働くためである。 組織には機能体と共同体がある。 …
世の組織を運営する上で、最も得難い人材は補佐役である。 補佐役とは、隠れている小さな問題点や日常的に発生する庶務雑事を発見して、その解消に努める役である。 そのため、補佐役の業務は目立たないし、目立たないようにしなければならない。 補佐役の任…
相手の特徴を知らなければコミュニケーションは成立しないものである。 〜相手の特徴〜 ①アタックタイプ(達成支配型欲求) 自力本願で強くありたい、成功を収めたい、周囲に影響を与えたい、意志薄弱な状態や人への依存を避けたいという欲求を持っている。 …
人間は何でも望むことができるが、何一つ望み通りにはできないものである。 人間の欲望は、その実現能力を上回るようにできているので、常に現状に満足することはない。 そして争いや戦いを繰り返すことになる。 ローマの平民は護民官制度の創設という大きな…
〜組織のトップの役割〜 ①組織全体のコンセプトを明確にし、その組織の目的を誤りなく伝えること 劉邦の組織の目的は、戦争に勝つことである。究極的には天下を取ること。 そのためには、生命を賭け、恥にも耐えた。 項羽との休戦協定を破って東南に去る項羽…
⑥機能別組織を確立したこと 組織者としての織田信長の最大の功績は、機能別組織を確立したことである。 当初は仕事が発生するたびに、適任者を任命するという形だったが、徐々にこれが機能化され、分業化されたのである。 〜信長の行った機能別組織の重要な…