#071 金持ち脳と貧乏脳
脳とお金は深い関係である。
貯蓄とは、脳が人間の行動に影響を及ぼすことによって生まれる典型的な行動パターンの1つである。
人が貯蓄するという行動は、「未来に投資する」という意味合いが強い。
自分の未来は明るいと思っている一方で、貯蓄には「不確実性」に対する備えという意味合いもある。
脳には、不測の事態に備えて自分の身を守ろうとする性質がある。
貯蓄が「安全基地」の1つとなることで、より積極的な行動が取れるようになる。
金持ち脳とは、お金を増やすことを考えている脳のこと。
貧乏脳とは、ただお金を使うことだけしか考えていない脳のこと。
なぜ、人はお金を追い続けるのか?
人間には所有欲というものがあり、お金があれば物やサービス、時間を買ったりできる。
そのために、いかにお金を稼ぐか、お金を貯めるかということを考えるもの。
金持ち脳は、お金に対する出し入れの基準をしっかりと持っている、
つまり
本当に出すのに値するお金なのか、それとも無駄なお金なのかの見極めがはっきりとしている。
ロバート・キヨサキ先生の「金持ち父さん、貧乏父さん」には、
資産とは「ポケットにお金を入れてくれるもの」であり
負債とは「ポケットからお金が出ていく」ものであると書かれている。
つまり
資産である「ポケットにお金を入れてくれるもの」にお金を投資することが重要である。