#256 税金面から見た法人と個人事業主の違い
法人と個人事業主では税金が異なる。
〜責任の所在〜
法人の場合、原則として倒産した際の責任はあくまで法人にあり、社長個人には責任が及ばない。
個人事業主の場合は、その責任を個人が負うため、個人事業主に支払い義務が生じる。
法人が支払う税金は法人税、個人事業主が支払う税金は所得税となる。
法人税は基本的に23.2%の定率となっている。
所得税は利益が増えれば増えるほど税率も高くなる累進課税制度となっている。(5~45%)
個人事業主の場合は、ある程度利益が出てくると税負担が重くなるため、法人へ移行する法人なりを検討する必要が出てくる。
〜給与の考え方〜
法人の場合、事業年度開始から一定期間内に事業年度の役員給与を決定しなければならない。
あらかじめ決定する理由は、決算間際の利益操作を防ぐためである。
〜社会保険の加入について〜
法人の場合は、社会保険への加入が義務付けられている。社長一人の会社であっても例外なく加入しなければならない。
個人事業主の場合は、従業員が5人以上になると加入が義務付けられている。
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