#292 プログラミングは数字ができる人が有利である
プログラムの根本にあるのは「計算コスト」や「理論」や「計算手法」についての数学の考え方である。
プログラミングでは、早く始めた人よりも、数学ができる人の方が有利になる。
何行コードを書けるかよりも、何行書くことを減らせるかが重要な世界である。
早いうちに勉強するなら
プログラムによる表現を根底で支える数学や物理、審美観を養うためのアートといった普遍的な学問の方に力を入れて学んだ方がいい。
数学や物理は勉強すればするほど能力は上がる。自然への観察眼も育まれる。
しかし、それだけでは何らかの価値観を生み出せるわけではない。
その知識や能力を、社会に役立つ価値を生み出す成果に変換するためには、どのように実装し、社会に問い続け、自分自身も最新の研究結果を学ぶ続けることができるかがポイントとなるのである。
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