#221 ドラッガー流 成果をあげる5つの条件
〜ドラッガー流 成果をあげる5つの条件〜
①汝の時間を知れ
成果をあげるためには、まず時間を確保することが必要である。「時間」は全ての人に平等に与えられているため、時間は成果をあげるための燃料となる。
時間を確保するには、日々の時間を記録し、整理し、まとめること。普段何気無く過ごしている時間の使い方を明らかにして、検討して、使いべきではない活動をやめるか人に任せて、まとまった時間を捻出する。
私たちは命を売りきりにして、人生の喜びを手に入れる。時間という代替可能な資源をどこに使うかを塾考する必要がある。
②どのような貢献ができるか
組織の中には成果は存在しない。全ての成果は外にあるもの。組織とは、目的を持った人の集まりのことであり、組織の外、つまり社会に変化を起こすことを目的としている。
今やっている仕事は、成果につながっているかを常に考える。
③人の強みを活かす
何かを成し遂げるのは、強みによってである。弱みによって何かを成し遂げることはできない。できないことによって何かを行うことは到底できないため。
自分の強みをしっかりと理解し、それを使って勝負をしないと勝ち目はない。
適切な場所で、自分の強みを徹底的に活用することで、期待した成果を上げられる。自己分を理解することが大切。
④最も重要なことに集中せよ
せっかく捻り出した時間という燃料をどこに投下するかが大切。自分の強みを活かせないようなところに間違えて投下したり、分散させては意味がない。
成果の上がらない人は、第一に1つの仕事に必要な時間を過小評価する。第二に急ごうとする。第三に同時に行くつかのことをしようとする。優先順位をつけて、順番に一つ一つ取り組むべき。
劣後順位、取り組むべきでない仕事を決定し、やるべきではないことをやってはいけない。
⑤成果をあげる意思決定をする
意思決定には、意見の不一致を必要とする。反対意見があるからこそ問題がより深く理解できるし、よき意思決定ができるもの。