2019-08-11から1日間の記事一覧

#028 「何をすべきか」ではなく「誰を選ぶか」 

仕事をする上で、大事なのは まずはじめに、適切な人をバスに乗せ、不適切な人をバスから降ろし、その後にどこに向かうべきかを決めること。 「何をすべきか」ではなく「誰を選ぶか」から始めれば、環境の変化に適応しやすくなる。 しかし、「最初に人を選ぶ…

#027 どこを拠点にするかが大事だという話

ローマにおいて、都市建設にあらわれた考え方の違いが、後の民族の運命を左右した。 エルトリア人は、防御には万全でも、発展は阻害されやすい丘の上を好んだ。 ローマ人は、防御が不充分な土地に街を建てたおかげで、結果として外に向かって発展することに…

#026 いかに戦うかではない、いかに自分が○○になるか

「長期戦になれば軍は疲弊し、士気は衰え、戦力は底をつき、財政危機に見舞われば、その際に乗じて、他の諸国が攻め込んでくる。こうなっては、どんな知恵者がいても、自体を収拾することができない。」 戦いには、目の前の敵以外にもライバルが多数いる。 …

#025 人脈作りのヒント

〜人脈作りに失敗する人の特徴〜 ①連絡をおざなりにしてしまう人 相手から何か連絡をもらった時に、うっかり返事をし忘れたり、返事が遅くなりがちの人。 ②情報や人脈を囲い込む人 良い人脈も良い情報も、人が運んでくれる。 出し惜しみせずに良い情報をみん…

#024 歴史は勝者によって塗り替えられた物語

歴史とは勝者によって塗り替えられた物語である。 基本的に歴史が作られる時、それぞれの時代の敗者たちは殺されてこの世にいないかもしくは発言することを許されていない存在となっている。 歴史は 「弱い善より、強い悪を好む」 敗者たちが脈々と築き上げ…

#023 監視されているという心理的な圧力

監視されている心理的な圧力が、現代では独房ではなく、広く社会一般にも広がりつつある。 この圧力が人間の個性、自由な発想、行動を抑圧している。 近代国家においては、 法律や規律などの「外部の制度」によって国民を支配するだけでなく、訓練によって形…

#022 言葉の豊かさが思考の豊かさに直結するという話

言葉の豊かさが思考の豊かさに直結するという話 概念は、あらかじめ与えられているのではなく、語の持つ意味の厚みは言語システムごとに違う。 概念は示唆的である。 つまり 概念は、それが実定的に含む内容によってではなく、システム内の他の項との関係に…

#021 広告とは夢を売ることである

広告の目的は、製品に関する事実を伝えることではなく、ソリューションや夢を売ることである。 レブロンの創業者チャールズ・レブリンの言葉でこんなものがある 「われわれは工場で口紅を作り、広告で夢を売っている」 言い換えると、広告とは、金を使わせる…

#020 社内に熱を広げる方法

共有を超えて「熱」を生み出すためには、経営者の分身、すなわち理念の「宣教師」を育てる必要がある。 宣教師を増やすことが、熱を増やす方法である。 では宣教師をどのように育てるのか 〜宣教師が社内に誕生するには3つの段階がある〜 ①共有から共感へ 経…

#019 社内の熱量を上げるためには

生きている会社は、組織全体の「熱量」がとてつもなく大きい。 企業価値は本来、その会社に内包されている「熱量」で測られるべきである。 熱を上げるにはどうしたら良いか? まず、熱はどこからくるのかを探る。 会社全体が「熱」を帯びるためには、「熱」…