#021 広告とは夢を売ることである
広告の目的は、製品に関する事実を伝えることではなく、ソリューションや夢を売ることである。
レブロンの創業者チャールズ・レブリンの言葉でこんなものがある
「われわれは工場で口紅を作り、広告で夢を売っている」
言い換えると、広告とは、金を使わせるまでの間、知性の働きを麻痺させる技。
広告には、顧客ロイヤルティを高めることが重要になってくる。
顧客ロイヤルティが高まれば、広告に要する費用は削減する。
第1に、満足した顧客のほとんどが、広告など行わなくても再購入してくれるからである。
第2に、こうした顧客の多くは、高い満足度ゆえに企業に成り代わって広告活動を行ってくれる。
つまりマーケテイングで大切であるのは、顧客の満足度を最優先すること。
目先の売り上げに走り、顧客の満足度を優先せず信用を貯蓄しないでいるより、目の前の顧客を第一に考え満足度をあげることにより、中長期的に見て売り上げに繋がるということ。
現代は、「信用」の時代であり、信用がお金に変わる時代。
顧客の満足度をあげることより目先の結果を掴む方が時間的に早いが、その行為が顧客に「信用」を切り売りすることになる。