#024 歴史は勝者によって塗り替えられた物語
歴史とは勝者によって塗り替えられた物語である。
基本的に歴史が作られる時、それぞれの時代の敗者たちは殺されてこの世にいないかもしくは発言することを許されていない存在となっている。
歴史は
「弱い善より、強い悪を好む」
敗者たちが脈々と築き上げてきたものを横取りした勝者たちが、自分たちの手柄にした出来事の集大成が歴史である。
そして、歴史とは人間である。
どんな人間であろうと、自分の一生の中で経験できることは限られている。
だからこそ、私たちは映画を観たり、本を読んだり、テレビを観たりする。
そこには、自分が体験できない様々な人生が語られているから。
歴史とは、人類がこれまで経験してきた全てのことが入ってきている。