#207 自己確信タイプのリーダーシップ

〜自己確信タイプのリーダーシップ〜

 

・「自己確信」の資質に優れた人には、人生をうまく進めていく自信がある。

 

この人は、自分の決定は正しいという確信を与えてくれる、内なるコンパスを持っている。

 

 

(信頼を築くリーダーシップ)

 

過去の過ち、間違った選択、不適切な決断を素直に認めて、周りを驚かせる。弱さを見せて、この人の強さはまさにその弱さから生じていることを示す。そうすれば、この人も皆と同じなのだと信じてもらえるようになる。

 

・何かを決断する時には恐れを感じることがある、と正直に告白する。どんなに困難な決断でも、「私でなければ誰がやる?」と思うからこそできる。

 

 

ストレングス・リーダーシップ―さあ、リーダーの才能に目覚めよう

ストレングス・リーダーシップ―さあ、リーダーの才能に目覚めよう

 

 

 

 

(思いやりを示すリーダーシップ)

 

・自分を元気付け、支えてくれるこの人のような友人となら、彼らも思い切って前に踏み出し、チャレンジすることができる。

 

この人は自立していて、自分のことは自分でできる。それでも、人生には愛情のやりとりが必要である。人間関係を築く時には、互いの人生に何を与えることができるのかを考えてみる。

 

 

 

(安定をもたらすリーダーシップ)

 

過去の成功談を話して、その自信が経験に裏打ちされたものであることを周囲に実感させる。そうすれば、この人が途方もなく大きな目標を掲げて「きっとできる」と言っても、皆を尻込みさせずに済む。

 

・新しい仕事や事業を検討する時には、必要な才能、スキル、そして知識についてよく考える。強固なチームを編成し、この人以外の人が適任の場合は、その人が舵取りができるようにする。

 

 

(希望を生み出すリーダーシップ)

 

目標を十分高く設定しているかどうか周囲に尋ねる。皆の夢はこの人ほど大きくないかもしれない。そんな彼らに今以上に大きな夢を抱かせることに成功すれば。より大きな人生へと乗り出させることができる。

 

 

(このタイプの人を率いるには)

 

・この人にとって、成功への鍵は不屈の精神である。自らが決めた道に確信を持っている為、方向を変えるよう圧力がかかっても、この人は決して意志を曲げない。そのため、この資質を活かせる役割を与えなければならない。

 

・終始一貫した態度がこの人の強みである。重大な局面で、内面から滲み出る威厳は同僚や顧客に安心感を与える。

 

・この人には真の強みが活かせない恐れのある分野でも、何ができると思い込む節がある。