#209 収集心タイプのリーダーシップ

〜収集心タイプのリーダーシップ〜

 

・「収集心」の資質に優れている人は、知りたがり屋である。

 

この人は、あらゆる種類の情報を集め、保管することを好む。

 

 

(信頼を築くリーダーシップ)

 

・常に最新かつ正確な情報を提供して、誰よりも信頼される相手になること。複数の情報源を確認して情報を精度を上げ、皆が真実と意見を区別できるように手助けする。

 

この人は、下調べ入念に行って、仕事を成功に導く情報を提供する為、周りから尊重される。時間をかけ、責任を持って徹底的に調べるこの人の熱意に感謝し、この人の出す結論を信用する。

 

 

(思いやりを示すリーダーシップ)

 

・様々な情報源を持ち、最新の状況や情報を知っているこの人は、リーダーとしての魅力を備えている。

 

「収集心」の才能を活用して他の人たちと心を通じ合わせ、いつでも頼れる存在として応じられるように備えておく。

 

 

(安定をもたらすリーダーシップ)

 

この人の基礎知識は安定の基盤となる。どんな課題にしろ、この人らしく深く綿密に調べてあることが分かれば、その決断が考え抜かれた末のものだと周囲は確信する。この人がいかに努力しているかを伝える。

 

 

(希望を生み出すリーダーシップ)

 

アウトプットせずにインプットばかりしていると、機能が停滞する恐れがある。情報を収集し、吸収する時には、その情報から利益を得ることができる個人やグループを意識して、情報を意図的に共有する。

 

 

(このタイプの人を率いるには)

 

・この人には天性の「収集心」を活かし、企業にとって重要な問題を調査させる。あるいは、大規模な調査を行う調査に配属する。この人は調査を通じて知識が増えることに喜びを覚えるタイプのため。

 

・「収集心」以外の際立った資質にも目を向ける。「成長促進」の資質にも優れているようなら、指導者や教育係としても手腕を発揮し、実話を織り交ぜた求心力のある指導をしてくれると思ってくれる。

 

・集めた情報を蓄積するシステムづくりを促す。システムを完備していれば、この人自身が時に応じて必要な情報を確実に取り出すことができる。

 

 

ストレングス・リーダーシップ―さあ、リーダーの才能に目覚めよう

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