#110 ファイブフォース分析でミクロ分析する(集客)

社会的要因は、そのまま業界全体に影響を及ぼす。

 

〜ファイブフォース分析の5つの項目〜

 

①買い手の交渉力

②供給企業の交渉力

③新規参入業者

④代替品の脅威

⑤競争関係

 

 

①買い手の交渉力

 

商品の買い手は自分に対してどれほどの交渉力を持っているかを考える。

 

顧客はかなり値切ってくるのか、それとも安いと言って買ってくれるのか。

 

 

②供給企業の交渉力

 

これは買い手の交渉力と真逆の強さのことである。

 

差別化ができている商品か、プレイヤーの数は多いか少ないか、仕入れ価格を抱えるだけの購買ボリュームはあるかないかを考える。

 

「顧客とあなた」「仕入れとあなた」などの強さを書き出す。

 

 

③新規参入業者

 

商品を他社が販売するときの参入障壁はどれほどかを考える。

 

参入してきたとして、会社のブランド認知度が必要な資本、経験や専門知識などの観点から新規参入者に対する自社の強さを書き出してみる。

 

 

④代替品の脅威

 

代替品の価格や差別化、新しいテクノロジーによっては競合とも思っていなかった会社が競合する可能性もある。

 

代替製品が出たときの切り替えコストから、自社の商品がどれほど優位に立てるかを考える。

 

 

⑤競争関係

 

競合している企業の数や業界の成長率、成長可能性、自社のブランド認知度、透過している資本、技術、広告費などから競争状態を評価してみる。