#264 受託開発の流れ
〜受託開発の流れ〜
①会社に仕事の依頼が来る
顧客から直接電話やメールで依頼が来る。
以前お付き合いした会社や組織の紹介で依頼が来る。
営業が依頼を取って来る。
②先方と打ち合わせをする
依頼を受けたら、どういったシステムを開発するのかという打ち合わせを行う。
発注を受ける立場なので、当然こちら側が出向くことが多い。
打ち合わせの段階で、「いつまでに完成させるか」といった納期の確認を行う。打ち合わせを行った段階で、どれくらいの日数が必要かということは、ある程度想像ができるようになる。
仕事量や開発に携わることができる人員の関係もあるので、こちらの事情をお伝えしながら先方の希望とのすり合わせを行う。
③見積もりを作成する
打ち合わせを行ってどんなシステムを作れば、良いかを掴んで、どれくらいの工数が必要でどれくらいの費用が発生するかという見積もりを行う。
システムの構築に要する費用を算出するのに、IT業界では「人月単価」というものを使う場合が多い。
人月単価とは、エンジニア1人が1ヶ月働いた時の人件費や諸経費を1人月として表すもの。
1人が10ヶ月働けば10人月、5人が10ヶ月働けば50人月という感じ。
④予算のすり合わせ
費用の面で折り合いがつけば、開発開始となる。
⑤設計と実装
作業分担が明確になっている会社であれば、SEが中心になって設計を行って、実装はプログラマーが行うところもある。
規模が小さな会社であれば、主にSEが担当する部分もプログラマーが担当する部分も全て1人でこなす場合がある。
社内では定期的にミーティングを行い、進捗状況を確認する。
⑥先方との定期的な打ち合わせ
作っているシステムというのは、大体において先方のイメージとズレが小ファイブフォースている場合がある。このようなことを防ぐために、依頼主との定期的なミーティングを行い、フィーⅠーバックを受けることが大事である。
⑦納品
操作に必要なマニュアルやシステムの運用マニュアル等のドキュメントを準備して、システムを納品する。