#115 ルールの答え合わせは莫大なロスタイムである

解釈がずれた状態でコミュニケーションをとると、莫大なロスタイムが発生する。

 

それぞれのルールの答え合わせに余計な時間を費やしてしまう。

 

例えば、「甲子園に行く」という場合

 

ある人は、甲子園に行く=阪神甲子園球場に行くことだと思い、別の人は、甲子園に行く=全国高校野球選手権に出場することだと思っている。

 

お互いのルールの答え合わせに使う時間、誤解から生まれる不信感を取り除く時間、これらの時間は、組織が目的や目標に近づくためには全くの無駄無駄無駄である。

 

ルールのない組織では、物事の善し悪しを判断できない。

 

なぜなら、

 

それぞれが独自のルールに基づいて判断するために、1つの事柄に複数の評価が存在し続けるから。

 

組織運営において重要なことは、組織の構成員が同一のルールのもとに身を置いていると確実に認識することである。

 

そうでなければ、コミュニケーションは成立せず、出てきたアイデアの正しい評価もできない。

 

ルールは大切である。

 

ルールがないと何が正しいかが曖昧になり、部下が迷ってしまう。

 

ルールを作った上で、みんなが同一のルールを認識できるようにすることが重要である。

 

 

伸びる会社は「これ」をやらない!

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